時雨堂 2025 年 OSS スポンサー
Let's Encrypt

2017 年から続けています。今年もシルバースポンサーです。Let's Encrypt は 6 日間だけ有効になる証明書や、IP アドレス証明書などが年内に提供される予定で、とても楽しみです。 $12,500 で、日本円では 187 万 5 千円(150 円換算) です。
Let's Encrypt の恩恵を受けている会社は是非スポンサーになりましょう。
Erlang Ecosystem Foundation

時雨堂は Erlang/OTP で主力製品を開発しており、Erlang/OTP 自体にも貢献をしています。
実は以前も一度スポンサーをしていたことがあったのですが、対応があまり良くなかったため継続しませんでした。少し時間が経ったこともあり、今回再度スポンサーになることにしました。$5,000 で、日本円では 75 万円 (150 円換算) です。
スポンサーはどうやらスポンサー費用の用途をざっくり指定できるらしく、ビルドツールである rebar3 と JIT ライブラリである AsmJit への支援をお願いしておきました。
DuckDB Foundation

時雨堂では自社製品のログ解析や様々な場所で DuckDB を利用しています。今回は少しでも支援をしたいと考え DuckDB Foundation のシルバーサポーター になりました。10,000 EURで、日本円では 172 万円 (172 円換算) です。
サポート時のログ解析の負荷が劇的にかわりました。また自社製品向けのツールや自社サービスでも DuckDB を利用しています。今後はドキュメント検索も DuckDB ベースにする予定です。
DuckDB は本当に革命的な製品だと思っています。誰もが気軽にすぐ利用でき、恩恵は膨大です。
Let's Encrypt のように今後もサポーターを継続していければと思います。
GitHub スポンサーについて
年間でのスポンサーとは別に時雨堂では GitHub スポンサーも行っています。
Loïc Hoguin
Erlang/OTP 向けの HTTP ライブラリ開発者で、時雨堂では彼が開発しているほぼ全てのライブラリを利用しています。
Petr Kobalicek
Erlang/OTP で利用されている JIT ライブラリ AsmJit の開発者です。時雨堂では AsmJit を利用した Blend2D という2Dベクターグラフィックエンジンも利用しています。
Ulf Wiger
Erlang/OTP のプロセスに名前を付けることができるライブラリの開発者です。もともとは Erlang/OTP の開発者です。時雨堂では必要不可欠のライブラリです。
Peter Saveliev
pyroute2 というネットワークフレームワークライブラリの開発者です。時雨堂では CI で分散システムのネットワーク障害テストなどを実現するために利用しています。ちなみに https://x.com/pr2svinota は本人です。
Erik Stenman
Erlang/OTP の内部実装を解説した The BEAM Book という書籍の著者です。詳細な仕組みを本で読めるというのは本当にすばらしいです。
今年は合計で 550 万円くらいでした。今後も可能な範囲で継続していこうと思います。
Wise について
時雨堂では海外送金に Wise を使っていますが本当に便利なので、おすすめです。