Raspberry Pi で GitHub Self-hosted runner を動かす
先に結論から書くと GitHub Self-hosted runner で Linux / arm64 を指定すれば普通に動く。 特にはまりどころもない。
なぜ Raspberry Pi ?
自社製品の WebRTC Native Client Momo では Raspberry Pi 4 の VideoCore に搭載されている H.264 ハードウェアアクセラレーターを V4L2 M2M 経由で利用しているのだが、この部分を libwebrtc と組み合わせて自動テストしたい。
また、Raspberry Pi Camera Module 3 は MIPI CSI-2 で利用できるが、これを利用するには libcamera が必要になるので自動テストに組み込みたい。
Raspberry Pi 5 の SSD 使った方が良いのでは?
Raspberry Pi 5 には H.264 HWA が搭載されていない。
実際どう?
Momo は CLI ツールで、pytest を利用してテストしているが無事正常なテストができるようになった。
ちなみに gh コマンドもサクッとインストールできた。
雑感
久々に Raspberry Pi OS をインストールして環境セットアップをしたが、Raspberry Pi Imager のできがあまりによく、WiFi や SSH もサクサクっと設定できてしまいはまることが一切無かった。ビックリした。