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Claude Code Action によるレビュー体制を導入して約 1 ヶ月が過ぎた

結論としてはとても良い。今後も継続していく。


自社のリポジトリに Claude Code Action を利用してレビューの仕組みを導入して、約1ヶ月が過ぎた。

この Claude Code Action (以降 LLM) によるレビューの何が良いのかというと「レビューを依頼するコストがゼロ」というのが一番良い。

人にレビューを依頼する場合、人の時間を奪う事と感じてしまう人が多い。そのため「ある程度出来てから」や「余裕ある時にレビューして」という依頼になりがちだが、LLM によるレビューの場合は 24/365 いつ依頼しても不機嫌になることもないし、厳しいレビューを依頼すれば厳しくレビューしてくれる。さらに早い。数分で終わる。

もちろん設計まで踏み込んでしっかりレビューしてくれるわけではないので、そこは人のレビューが入る必要がある。ただケアレスミスなどは、ほぼ確実に潰せる。

ちょっとコード書くのに悩んだときに気軽にレビュー依頼を出せるのも良い。何よりレビューの記録が残るのが良い。

ちなみに料金であれば Sonnet 4 であれば、費用もそんなに高くない。小さなチームであれば月 500 ドルに収まるはず。導入して損はないのでとてもオススメ。


蛇足

時雨堂の主力製品は Erlang/OTP で書かれている。さらに書いているメンバーは Erlang/OTP 歴が長いため、このコードをレビューする人を雇うコストはとても高い。LLM は問題無くレビューしてくれるので、マイナー言語でもレビューであれば、恩恵はある程度は受けられる。

トリガーには !sonnet!opus を採用している。ただ、レビューに関して Opus 4 は何倍も高い割に、ほぼ Sonnet 4 と変わらない感じしかないので、使うのをやめた。